岩盤浴は体調不良の日に行っていい?迷う日の判断の目安

予約を入れていたのに、朝起きたら寝不足で頭がぼんやりする。少し喉がいがらっぽい。昨夜のお酒がまだ残っている気がする。そんな日に「岩盤浴、行っても大丈夫かな」と迷う方は多いと思います。
先に結論をお伝えすると、岩盤浴は体調不良の日には見送るのが基本です。熱がある日、お酒を飲んだあと、強い寝不足の日は、日を改めることをおすすめします。「少し疲れているだけ」という日に行く場合も、低めの温度の部屋で短めに切り上げる入り方が安心です。
この記事では、出かける前のセルフチェック、状態別の判断の目安、行くと決めた日の入り方、途中で気分が悪くなったときの動き方、予約済みの日の連絡のしかたを順番にまとめます。
岩盤浴と体調不良、まず結論は「迷うくらいなら見送る」
岩盤浴は、温まった石の上に横になって、じんわり汗をかきながら過ごす場所です。ゆったりした時間ではありますが、温かい部屋で汗をかくこと自体は、体にとってそれなりの負担になると言われています。
元気な日なら心地よく感じる温度や時間も、体調が万全でない日には「いつもよりしんどい」と感じることがあります。同じ人でも、日によって受け取り方が変わるのは自然なことです。
公的機関も、温かい場所で過ごすときの体調確認を呼びかけています。岩盤浴を直接扱ったものではありませんが、消費者庁「サウナ浴での事故に注意 ― 体調に合わせて無理せず安全に ―」は、サウナについて、自身の体調を踏まえて無理のない利用を心掛け、掲示されている注意事項を確認するよう呼びかけています。環境省 熱中症予防情報サイトも、熱中症の予防として「体調の悪いときは特に注意しましょう」としています。
そのため、判断の軸はシンプルに「迷うくらいなら見送る」で大丈夫です。岩盤浴は、がんばって行く場所ではなく、自分をいたわりに行く場所です。行くこと自体が負担になりそうな日は、休む方がその目的に合っています。
「風邪気味だから汗をかけば楽になるかも」と期待して来る場所でもありません。岩盤浴は不調を良くするための場所ではないので、本調子でない日は休むことを優先してください。
当店は年中無休で9:00〜23:00まで営業しています。今日でなくても、別の日に来られます。「今日を逃したらもったいない」と思わなくてよい、ということを最初にお伝えしておきたいです。
出かける前の5つのセルフチェック
家を出る前に、次の5つを確認してみてください。1分ほどで済みます。
- 熱:体温を測る。平熱より高い、または測らなくても熱っぽさ・寒気がある
- 睡眠:昨夜ほとんど眠れていない。起きてからも頭がぼんやりしている
- 前日のお酒:昨夜の飲酒が残っている感じがする。頭痛やだるさがある
- 朝食(直前の食事):食欲がなく食べられていない。または食べた直後でお腹が重い
- お腹の調子:下痢、吐き気、嘔吐がある
1・3・5のどれかに当てはまる日と、2の「ほとんど眠れていない」日は、見送りをおすすめします。4は、時間をずらせば済むことが多い項目です。
この5つは、暑い環境での体調管理で挙げられる項目と重なります。厚生労働省「職場における熱中症予防基本対策要綱」は、職場の暑熱作業についての文書ですが、睡眠不足、体調不良、前日等の飲酒、朝食の未摂取などが熱中症の発症に影響を与えるおそれがあるとしています。岩盤浴についての基準ではないものの、温かい部屋で汗をかく前の確認項目として参考になります。
車で来店する方は、もうひとつ「行き帰りの運転に不安がないか」も加えてください。当店は倉敷市吉岡にあり、駐車場を用意しています。運転に不安がある体調なら、それだけで見送る理由になります。
状態別の判断の目安
「体調不良」といっても幅があるので、よくある場面ごとに目安を表にまとめました。あくまで一般的な考え方で、体の感じ方には個人差があります。
| 当日の状態 | 判断の目安 | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 熱がある、熱っぽい(微熱を含む) | 見送る | 体がすでにがんばっている状態。温かい部屋で過ごすのは控えたい日 |
| 咳・鼻水・喉の痛みがある | 見送る | 自分の体のためにも、同じ部屋で過ごす方のためにも |
| お酒を飲んだ直後 | 見送る | 飲酒後の入浴やサウナと同じく、控えるのが一般的 |
| 二日酔いが残っている | 見送る | 水分が足りていない状態で汗をかくことになりやすい |
| ほとんど眠れていない | 見送る | ふらつきや、室内で深く寝入ってしまう心配がある |
| 吐き気・下痢・めまいがある | 見送る | まずは家で休むことを優先 |
| ぐったりするほど疲れている | 見送る | 横になって休むなら、家の布団の方が気をつかわない |
| 生理中で出血が多い、痛みやふらつきがある | 見送る | 落ち着いている日に改める |
| 薬を飲んだ直後 | 時間をずらす/医師・薬剤師に確認 | 続けて飲んでいる薬がある方は事前に相談を |
| 食事を抜いて空腹が強い/満腹直後 | 時間をずらす | 軽く食べて少し落ち着いてからの方が過ごしやすい |
| 少し寝不足・軽い疲れ | 短めなら検討 | 低温室で短めに。途中でやめる前提で |
| 生理中だが体調は落ち着いている | 短めなら検討 | 低温室で短めに。替えのショーツを持参 |
| 病み上がりで普段の生活に戻れている | 短めなら検討 | 最初の1回は様子を見ながら |

図:「今日は行く?見送る?」を判断するフローチャート。熱・咳・飲酒・強い寝不足のどれかに当てはまれば「見送る」、当てはまらず軽い疲れ程度なら「低温室で短めに」、元気なら「いつもどおり」へ進む図
「見送る」と書いた行に当てはまる日は、日を改めるのがおすすめです。「これくらいなら平気」と思っても、温かい部屋に入ってから調子が変わることもあります。
ここからは、迷いやすい状態をひとつずつ見ていきます。
風邪気味・微熱の日は、自分のためにも周りのためにも
「風邪気味だから温まって汗をかこう」と考える方もいますが、風邪気味の日は、家で温かくして休むのが一番です。
熱がある日はもちろん、微熱や熱っぽさがある日、熱はなくても咳や鼻水、喉の痛みがある日は見送ってください。体がいつもと違うサインを出している日は、温かい部屋で過ごす時間も負担に感じやすくなります。
もうひとつ、周りの方への配慮もあります。当店の岩盤浴室は、低温室が8床、高温室が23床で、複数の方が同じ部屋で静かに過ごします。薄暗く静かな部屋なので、咳やくしゃみが出る状態だと、ご本人も気をつかって落ち着けないのではないでしょうか。休憩室も共用です。症状が軽くても、咳やくしゃみが出る日は「うつさない」という意味で見送るのがおすすめです。
病み上がりの目安は、「食事と睡眠が普段どおりに戻ってから」と考えると分かりやすいです。咳が残っている間は、もう数日待ってください。再開の1回目は、低温室で短めに過ごして、体の反応を確かめるところから始めてみてください。
寝不足の日に迷ったら
寝不足には段階があります。「いつもより1〜2時間短かった」という日と、「ほとんど眠れなかった」という日では、考え方を分けた方がよいと思います。
ほとんど眠れていない日は、見送るのがおすすめです。薄暗くて温かい室内は眠気を誘いやすく、気づかないうちに長く横になってしまうことがあります。立ち上がったときにふらつく心配もあります。
少し寝不足という程度なら、次のような点を自分に聞いてみてください。
- 朝ごはん(または直前の食事)を普段どおり食べられたか
- 立ち上がったときにふらつきがないか
- 頭痛や吐き気がないか
- 運転して来店する場合、運転に不安がないか
ひとつでも引っかかるなら、その日は家でゆっくり眠る方が体は喜ぶはずです。岩盤浴のあとは体が温まって眠気が出ることもあるので、帰りの運転まで含めて考えてみてください。
全部問題なければ、後ほど紹介する「短めの入り方」で、様子を見ながら過ごすのがよいと思います。寝入ってしまうのが心配な日は、スマホや時計で時間を区切る、受付で「今日は寝不足なので短めにします」と伝えておく、といった工夫ができます。
「温まって寝不足を取り返す」という考え方はせず、帰ってから早めに布団に入るところまでを予定に入れておくのがおすすめです。
お酒を飲んだあと・二日酔いの日
お酒を飲んだあとの岩盤浴は、見送ってください。消費者庁「年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう!」は、入浴についての注意として、飲酒後の入浴を避けるよう呼びかけています。岩盤浴を名指しした注意ではありませんが、同じ考え方で控えるのが安心です。
お酒を飲むと体の水分が不足しがちと言われています。そこに汗をかく時間が重なると、いつも以上に水分が足りなくなりやすくなります。酔っていると、暑さや体調の変化に気づきにくい点も心配です。
二日酔いの日も同様です。「汗をかいてすっきりしたい」という気持ちは分かるのですが、頭痛やだるさが残っている日は、水分をとって休むことを優先してください。前日の飲酒は、先ほどのセルフチェックの項目にも入っています。
当店は23:00まで営業していますが、一般の方の受付時間は11:00〜20:00(会員の方は9:00〜22:00)です。仕事帰りに食事とお酒を楽しむ予定がある日は、「岩盤浴が先、お酒はそのあと」の順番にするか、別の日に分けるのがおすすめです。岩盤浴のあとに飲む場合も、先に水分をしっかりとってからにしてください。
生理中の日
生理中の利用は、その日の体調で考え方が分かれます。目安は次のとおりです。
- 出血が多い日、お腹や腰の痛みが強い日、ふらつきやだるさがある日は見送る
- 体調が落ち着いている日に行くなら、低温室(38℃)で短めにする
- 普段使っている生理用品で漏れが心配な日は、無理をしない
当店の館内着セットは、作務衣・大判タオル・フェイスタオルです。着替えのショーツは必要な方だけ持参いただく形なので、生理中に利用する日は替えを1枚持ってくると安心です。岩盤浴室は男女兼用の薄暗い部屋で、岩盤の上にタオルを敷いて横になります。
生理中の体調は人によって、また月によっても違います。毎回つらさが強い方や、利用してよいか不安がある方は、かかりつけの医師に相談してみてください。当店の利用にあたって気になる点は、店舗へお問い合わせいただければと思います。
疲れがたまっている日、食後すぐ・空腹の日
疲れがたまっている日
「疲れているから岩盤浴でゆっくりしたい」という日は多いと思います。軽い疲れなら、短めの入り方で過ごすのはひとつの選択です。
一方、ぐったりするほど疲れている日や、激しい運動の直後は見送るか、時間をあけてください。温泉についての案内ですが、栃木県「温泉利用に当たっての禁忌症、適応症、温泉の正しい利用方法について」は、過度の疲労時と運動後30分間は入浴を控えるとしています。岩盤浴でも、運動のあとは水分をとって一息ついてから、と考えておくと無理がありません。
見分け方の目安は、「家を出る支度がおっくうかどうか」です。着替えて車に乗るのもつらいと感じる日は、家で横になる方が合っています。
食後すぐ・空腹の日
食べた直後は、うつ伏せの姿勢がお腹に苦しく感じやすいタイミングです。消費者庁「年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう!」も、入浴についての注意として、食後すぐの入浴を避けるよう呼びかけています。食事のあとは少し時間をあけ、お腹が落ち着いてから来店してください。
反対に、食事を抜いて空腹が強い状態もおすすめしません。朝から何も食べていない日は、おにぎりやバナナなど軽いものを口にして、落ち着いてからにすると過ごしやすくなります。
予約時間が食事どきに重なる日は、「軽く食べる → 少し休む → 岩盤浴 → しっかりした食事」の順番にしておくと、どちらの心配も減らせます。
利用前に医師へ相談したほうがよい方
次に当てはまる方は、体調の良い日であっても、事前にかかりつけの医師に相談しておくと安心です。
- 妊娠中の方
- 持病のある方
- 通院中の方
- 続けて飲んでいる薬がある方
相談するときは、「温かい部屋で横になり、汗をかきながら過ごす施設を利用してよいか」「当店の場合、室温は低温室が38℃、高温室が40〜42℃」と具体的に伝えると、答えをもらいやすくなります。
薬については、消費者庁「年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう!」が、入浴についての注意として、医薬品服用後の入浴を避けるよう呼びかけています。市販の風邪薬や眠気の出やすい薬を飲んだ日は、そもそも体調がすぐれない日であることも多いので、見送る方向で考えてください。
あらかじめ相談しておけば、当日の体調だけで自己判断しなくて済むようになります。
行くと決めた日の、短めに切り上げる入り方
「体調不良というほどではないけれど、少し疲れている」という日に行く場合の入り方です。
当店が普段ご案内している過ごし方の目安は、バスタオルを敷いて「うつ伏せ約5分 → 仰向け5〜10分 → 休憩室で5〜10分」を2セットほど、というものです。時間はあくまで目安で、無理はしないことが前提になっています。
少し不安のある日は、これをさらに控えめにしてみてください。例えば、次のような流れです。
- 受付で館内着セット(作務衣・大判タオル・フェイスタオル)を受け取り、着替える前にコップ1杯の水を飲む
- 低温室(38℃)を選ぶ。高温室(40〜42℃)は今日は使わないと先に決めておく
- うつ伏せで3分ほど。体の感じを確かめる
- 仰向けで5分ほど。暑い、息苦しいと感じたら時間前でも起き上がる
- 休憩室で10分ほど、水を飲みながら座って休む
- ここで「心地よい」と感じていればもう1セット。少しでも違和感があれば、そこで終わりにする

図:普段の過ごし方(うつ伏せ5分→仰向け5〜10分→休憩5〜10分を2セット)と、体調に不安がある日の短めの過ごし方(低温室でうつ伏せ3分→仰向け5分→休憩10分、1セットで様子見)を横に並べて比べた時間割の図
ポイントは4つです。
- 室内の時間を短くする:普段の目安より、うつ伏せ・仰向けとも数分ずつ短く
- 休憩を長くとる:室内にいた時間と同じか、それ以上休む
- 低温室から始める:岩盤の石は室温より10℃ほど高くなっているので、低温室でも横になると十分に温かさを感じられます
- 早めに切り上げる:「もう少しいられそう」と感じるところで終わりにする
普段は、セットごとに部屋を変えて温度の違いを感じてみる過ごし方もご案内していますが、不安のある日は低温室だけで過ごすのがおすすめです。
基本料金は100分の設定ですが、100分を使い切る必要はありません。1セットで上がって、残りは休憩室でのんびり過ごすのも立派な過ごし方です。室内での体感の流れは、岩盤浴ってどんな感じ?入室から上がるまでの体感を時間順にで詳しく書いていますので、初めての方はあわせて読んでみてください。
なお、初めて来店する方は、初回こそ体調の良い日を選んでください。室内の温度や過ごし方に慣れていない状態だと、「これは普通の感覚なのか、調子が悪いのか」の区別がつきにくいためです。
休憩の取り方と水分補給のタイミング
体調に少し不安がある日ほど、休憩が主役になります。「温まる時間」より「休む時間」を長めに、という意識で過ごしてみてください。
水分補給は「入る前・途中・出たあと」の3回を基本に
館内には休憩室があり、飲み水を用意しています。飲むタイミングは次の3つを基本にしてください。
| タイミング | 目安 |
|---|---|
| 入る前 | 着替える前にコップ1杯 |
| 途中 | 休憩のたびにコップ半分〜1杯 |
| 出たあと | 着替えを済ませて帰る前に1杯。帰宅後も少しずつ |
大切なのは、喉が渇く前に飲むことです。厚生労働省「熱中症を防ぎましょう」は、室内でも屋外でも、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分を補給するよう呼びかけています。国民生活センター 見守り新鮮情報 第548号でも、サウナでの脱水症状などの事故情報が寄せられているとして、体調確認とこまめな水分補給を忘れず無理のない利用を、と助言しています。どちらも岩盤浴を直接扱ったものではありませんが、汗をかく場所での基本として覚えておきたい内容です。
一度にたくさん飲むより、少しずつこまめに、という飲み方が続けやすいと思います。
休憩中に気をつけたいこと
- 岩盤浴室から出るときは、ゆっくり起き上がる。急に立たない
- 休憩室ではまず座る。立ったまま水を飲んで戻らない
- 汗は貸し出しのフェイスタオルでこまめに拭く
- 「まだ暑い」と感じるうちは次のセットに入らない
- 帰る前にも水を1杯飲む
「急に立たない」は入浴でも言われる注意で、消費者庁「年末年始に増加する高齢者の事故に注意しましょう!」は、浴槽から急に立ち上がらないことを注意点に挙げています。横になった姿勢から起きる岩盤浴でも、同じように意識しておくと安心です。
休憩の長さに決まりはありません。10分のつもりが20分になっても問題ありません。体が落ち着くまで待って、それから次を決めれば十分です。
館内にはシャワー室もあります。汗を流してさっぱりしてから帰りたい方はご利用ください。ただ、疲れている日は帰り支度に時間をかけすぎず、早めに家でくつろぐことを優先するのもよいと思います。
入室中にめまいや立ちくらみを感じたら
入ってみたら思ったより調子が出ない、ということもあります。そのときは、その場で切り上げてください。
次のようなサインを感じたら、時間の途中でも岩盤浴室を出る合図です。
- めまいがする、立ち上がるときにくらっとする
- 頭がぼーっとする、頭が痛い
- 心臓がどきどきする、息苦しい
- 気持ちが悪い
- 足がつる
- 生あくびが続く
- 汗が出すぎて不安になる、または逆に寒気がする
厚生労働省「熱中症が疑われる人を見かけたら」は、熱中症が疑われる症状の例として、めまい、立ちくらみ、大量の発汗、筋肉痛、生あくび、筋肉のこむら返りを挙げています。「眠いだけかな」と見過ごしやすい生あくびも、サインのひとつとして知っておいてください。
感じたときの動き方は、次の順番です。
- すぐに出る:まず上体を起こして少し座り、それからゆっくり立ち上がって岩盤浴室を出る
- 涼しい所で休む:休憩室で座る。作務衣の襟元や腰ひもをゆるめて楽にする
- 水分をとる:用意している飲み水を、少しずつ飲む
- スタッフに知らせる:休んでも落ち着かないとき、ふらついて歩きにくいときは、遠慮なく声をかける
- 救急要請の目安を知っておく:自力で水が飲めない、意識がはっきりしない場合は救急車を呼ぶ状況です
2・3・5は、同じ厚生労働省のページで案内されている対応(涼しい場所へ避難し、衣服をゆるめて体を冷やし、経口補水液などを補給する。自力で水が飲めない・意識がない場合は救急車を呼ぶ)に沿ったものです。4については、消費者庁「サウナ浴での事故に注意 ― 体調に合わせて無理せず安全に ―」が、サウナ室内で体調に異変を感じた場合はすぐに周囲の人や施設の従業員に知らせるよう呼びかけています。
ひとりで我慢して過ごす必要はありません。隣で過ごしている方の様子がおかしいと感じたときも、スタッフに知らせてください。
落ち着いたあとも、その日はもう岩盤浴室に戻らず、終わりにするのがおすすめです。車で来ている方は、すっきりするまで休憩室で休んでから運転してください。
「せっかく来たのに」「料金がもったいない」という気持ちは自然なものですが、途中でやめる判断ができたこと自体が、自分をいたわる行動だと思います。次に元気な日に来たときの方が、ずっと心地よく過ごせるはずです。
予約済みで迷ったとき:日程変更の連絡と当日の相談
当店は予約優先で、公式サイトの「ご予約はこちら」から混雑状況の確認と予約ができます。予約を入れた日に体調が怪しいときは、次のように考えてみてください。
- 前日の夜に怪しいと感じたら:その時点で日を改める方向で考える。翌朝の回復に賭けない
- 当日の朝、セルフチェックで引っかかったら:分かった時点で早めに連絡する
- 「行けそうだけど少し不安」なら:行くかどうか決めきれないことを、店舗へ相談する
行くかどうか決めきれない日は、ひとりで悩まずに店舗へ相談してください。「今日こんな体調なんですが」と聞いていただいて構いません。予約の変更の扱いについては、公式サイトや店舗でご確認ください。
来店すると決めた場合は、受付で「今日は少し寝不足なので短めにします」「病み上がりなので低温室だけにします」とひと言伝えておくのがおすすめです。自分でも方針がはっきりしますし、途中で声をかけやすくなります。
日を改めることを、申し訳なく思わなくて大丈夫です。体調のすぐれない日に無理をして来ていただくより、元気な日にゆっくり過ごしていただく方が、お店としてもうれしいです。
予約を取り直すときは、時間に余裕のある日を選ぶのがおすすめです。受付時間は一般の方が11:00〜20:00、会員の方が9:00〜22:00です。前後に予定を詰め込まず、帰ってからも休める日だと、気持ちにもゆとりが生まれます。
見送った日の、家でのやさしい過ごし方
岩盤浴を見送った日は、「何もしない」を予定にしてしまいましょう。休むと決めた日に、代わりの何かを詰め込む必要はありません。
とはいえ、体を冷やさないようにしておくと過ごしやすいものです。家でできることを挙げておきます。
- 白湯や温かいお茶など、温かい飲み物を少しずつ飲む
- 首・手首・足首を冷やさないよう、靴下や羽織りものを一枚足す
- 食事は無理のない範囲で、温かいものを選ぶ
- スマホを早めに置いて、いつもより早く布団に入る
温かい飲み物の選び方は、冷え性の温活は飲み物から|朝・日中・夜の選び方と続け方にまとめています。
お風呂については、熱がある日やお酒のあとは無理に入らず、体調に合わせて決めてください。元気になってから、岩盤浴とお風呂を同じ日に楽しみたい方は、岩盤浴とお風呂はどっちが先?同じ日に入る順番の考え方も参考になると思います。
温活は、一般的に「続けていく習慣」として親しまれています。1日休んだからといって、何かが台無しになるわけではありません。休む日も含めて、長く付き合っていけるペースを見つけていただければと思います。
よくある質問
風邪気味のとき、岩盤浴に行ってもいいですか?
見送ることをおすすめします。岩盤浴は不調を良くするための場所ではなく、風邪気味の日は温かい部屋で過ごす時間を負担に感じやすくなります。咳やくしゃみがある日は、同じ部屋で過ごす方への配慮という意味でも、日を改めてください。
微熱があるときは岩盤浴に行ってもいいですか?
微熱でも、熱っぽさがある日は見送ることをおすすめします。体がいつもと違う状態のときに、温かい部屋で汗をかく時間を重ねると、負担に感じやすくなります。平熱に戻り、食事や睡眠が普段どおりになってから、低温室で短めに再開してみてください。熱が続く場合は、まず医療機関に相談するのが安心です。
お酒を飲んでから何時間あければ入れますか?
お酒の量や体質によって違いが大きいため、「何時間あければ大丈夫」という一律の目安はお伝えできません。飲んだ当日は見送り、翌日以降、お酒が残っていないと感じられてから来ていただくのが安心です。二日酔いが残っている日も、水分をとって休むことを優先してください。岩盤浴とお酒を同じ日に楽しむなら、岩盤浴を先にするのがおすすめです。
寝不足の日に岩盤浴で寝てしまっても大丈夫ですか?
薄暗く温かい室内は眠くなりやすい環境です。ただ、深く寝入って長時間横になり続けるのは避けたいところです。当店の過ごし方の目安は、うつ伏せ約5分、仰向け5〜10分で一度休憩室へ出る流れです。寝不足の日は、スタッフにひと声かけておく、短めの時間で区切ると決めておくなど、寝入らない工夫をしてみてください。強い寝不足の日は見送りをおすすめします。
生理中でも利用できますか?
出血が多い日、痛みやふらつきがある日は見送ってください。体調が落ち着いている日なら、低温室で短めに過ごし、替えのショーツを持参すると安心です。毎回つらさが強い方は、かかりつけの医師に相談してみてください。利用にあたって気になる点は、店舗へお問い合わせいただければと思います。
食後すぐや空腹のときに入ってもいいですか?
どちらも時間をずらすのがおすすめです。食べた直後はうつ伏せが苦しく感じやすいので、少し時間をあけてお腹が落ち着いてから来店してください。空腹が強い日は、軽いものを口にしてからにすると過ごしやすくなります。
薬を飲んだ日は利用できますか?
消費者庁は入浴についての注意として、医薬品服用後の入浴を避けるよう呼びかけています。岩盤浴も同じ考え方で、薬を飲んだ直後は控えてください。続けて飲んでいる薬がある方は、利用してよいかを事前に医師や薬剤師に確認しておくと安心です。
途中で気分が悪くなったら、どうすればいいですか?
時間の途中でも、すぐに岩盤浴室を出てください。ゆっくり起き上がって休憩室で座り、水を少しずつ飲みます。休んでも落ち着かないときは、遠慮なくスタッフに声をかけてください。落ち着いたあとも、その日は岩盤浴室に戻らず終わりにするのがおすすめです。
途中で切り上げた場合、料金はどうなりますか?
岩盤浴の基本料金は100分で2,700円(平日・土日祝とも同額、館内着セット込み)、初めての方は初回割引で1,300円です。100分より短く切り上げた場合の扱いについては、受付でご確認ください。体調がすぐれないときは、料金のことよりも体を優先していただければと思います。なお、100分を超えた場合は30分400円の延長料金がかかります。
当日の朝に体調が悪くなったら、予約はどうすればいいですか?
無理をせず、分かった時点で早めに店舗へご連絡ください。当店は予約優先でご案内しているため、早めに知らせていただけると助かります。予約の変更の扱いは、公式サイトや店舗でご確認をお願いします。日を改めることは、まったく失礼なことではありません。元気な日にあらためて来ていただければうれしいです。
病み上がりは、いつから岩盤浴を再開していいですか?
「食事と睡眠が普段どおりに戻り、日常生活を無理なく送れている」ことをひとつの目安にしてみてください。咳が残っている間は、もう少し待つのがおすすめです。再開の1回目は、低温室(38℃)で1セットだけにして、休憩を長めにとります。問題なく過ごせたら、次回から少しずつ普段のペースに戻していきます。通院中の方は、医師に確認してからにすると安心です。
持病がある場合や妊娠中は利用できますか?
持病のある方、通院中の方、妊娠中の方は、体調の良い日であっても、事前にかかりつけの医師にご相談ください。そのうえで利用について気になる点があれば、店舗へお問い合わせいただければと思います。当日の体調だけで判断しようとすると迷いやすいので、あらかじめ相談しておくと、ご自身も安心して過ごせます。
まとめ
- 岩盤浴は体調不良の日には見送るのが基本。熱・咳・飲酒後・二日酔い・強い寝不足・お腹の不調がある日は日を改める
- 出かける前に「熱・睡眠・前日のお酒・朝食・お腹の調子」の5つを確認する
- 少し疲れている程度なら、低温室で短めに、休憩を長めにとる入り方で
- 水分は入る前・途中・出たあとに、喉が渇く前に少しずつ
- 室内でめまいや立ちくらみなどの違和感があれば、時間の途中でもすぐ出て、休憩室で水を飲んで休む。落ち着かなければスタッフへ
- 妊娠中・持病がある・通院中・服薬中の方は、事前に医師へ相談を
- 迷ったら店舗に相談を。日を改める選択は、自分をいたわる立派な判断
岩盤健康革命は、岡山県倉敷市吉岡で、年中無休・9:00〜23:00で営業しています。今日がだめでも、明日も来週も開いています。体調の良い日に、心地よい時間を過ごしに来てください。
初めての方も、久しぶりの方も、気軽にどうぞ。館内着とタオルは受付でお貸ししているので、手ぶらで来ていただけます。混雑状況の確認やご予約、詳しいご案内は公式サイトからご覧いただけますので、気になったら一度のぞいてみてください。




