岩盤浴の冷たい部屋は何のため?クールダウン室での休み方と目安

「岩盤浴なのに、どうして冷たい部屋があるの?」「サウナの水風呂みたいに我慢して入るもの?」。初めて岩盤浴に行く前は、こういうところが気になりますよね。
先に答えると、岩盤浴の冷たい部屋(クールダウン室)は、温まった体をゆっくり休ませて、ひと息つくための場所です。水風呂のように冷たさに耐える場所ではありません。ほてりが落ち着くまで座ったり横になったりして、水分をとりながら過ごすのが基本です。
この記事では、次のことをまとめました。
- 冷たい部屋の役割と、入るタイミング・過ごす時間の目安
- 座り方・横になり方・タオルの使い方など、休憩中の具体的な過ごし方
- 低温室(38℃)・高温室(40〜42℃)と休憩を組み合わせたモデルコース
- 水分補給のしかた、冷えすぎたときの調整、冬場の温度差への注意
- めまいや気分の悪さを感じたときの対処と、利用を控えたほうがよい場面
- サウナの水風呂・外気浴との違い
「温まる→休む」の流れがつかめれば、初めてでも自分のペースで過ごせると思います。
岩盤浴の冷たい部屋(クールダウン室)とは
岩盤浴の施設によっては、温かい岩盤浴室とは別に、ひんやりした空気の部屋を用意しています。呼び方は「クールダウン室」「冷房室」「クールルーム」などさまざまですが、どれも温まった体を休めるための部屋です。
温度は施設ごとにかなり違います。外より少し涼しい程度のところもあれば、入った瞬間に「冷たい」と感じるくらい低めにしているところもあります。床に座ったり寝転んだりできるマットを敷いた部屋、ベンチや椅子を並べた部屋など、つくりもいろいろです。
一方で、冷たい部屋をつくらず、休憩室やリラックススペースでクールダウンしてもらう施設もあります。この場合も役割は同じで、「温まったあとに体を休める場所」です。冷たい部屋があるかないかで、岩盤浴の良し悪しが決まるわけではありません。
室温だけでなく、使い方のルールも施設によって違います。寝転んでいい場所かどうか、飲み物の持ち込みができるか、スマホを使っていいかなどは、受付の案内や館内の掲示を確認しておくと安心です。迷ったらスタッフに聞いてしまうのがいちばん早いと思います。
大切なのは「温まる場所」と「休む場所」を行ったり来たりするという考え方です。この流れさえわかっていれば、施設のつくりが違っても戸惑わずに過ごせます。
冷たい部屋があるのはなぜ?温まったあとに「ひと息つく場所」
岩盤浴室は薄暗く、石からじんわりと熱が伝わってくる空間です。横になっているうちに汗がにじみ、顔や体がぽかぽかしてきます。そのまま温まり続けると、ぼーっとしたり、少し息苦しく感じたりする方もいます。
そこで、いったん温かい部屋を出てほてりをしずめる時間が必要になります。冷たい部屋は、そのために用意された場所です。ひんやりした空気の中にいると、火照った顔や首まわりが落ち着いていくのを感じやすく、「すっきりした」「気持ちがいい」と感じる方もいます。
温まる時間と休む時間を交互にとると、メリハリがついて心地よく過ごしやすい、と一般的に言われています。ずっと温かい部屋にいるより、こまめに出入りした方がラクに感じる、という方もいます。
もうひとつの役割は、水分補給と気分転換です。岩盤浴室ではゆっくり水を飲みにくいので、休憩のタイミングでしっかり水分をとります。ぼんやりしたり、本を読んだりと、肩の力を抜く時間にもなります。
そして、見落とされがちなのが「体調を確かめる時間」という役割です。暑い部屋にいる間は、のどの渇きや軽いだるさに気づきにくいものです。いったん涼しい場所に出て座ると、「今日はちょっと疲れているかも」「もう1セットいけそう」と自分の状態がわかりやすくなります。
冷たい部屋に入るタイミングの目安
「いつ冷たい部屋に行けばいいの?」は、初めての方がいちばん迷うところだと思います。時間で区切るより、体のサインで決めるのがおすすめです。こんな様子が出てきたら、休憩に移るタイミングと考えてください。
- 汗が全身にじんわり出てきた:温まってきたサイン。ここで一度切り上げると、次のセットも気持ちよく入れます
- 顔や頭がぼーっとしてきた:ほてりを感じたら、無理せず部屋を出ます
- 息苦しさや少しのだるさを感じる:休憩の合図です。我慢して続けないことが大事です
- のどが渇いた:水分が足りなくなってきているかもしれません。すぐに休憩して水を飲みましょう
- 同じ姿勢がつらくなってきた:うつ伏せや仰向けが落ち着かなくなったら、場所を変えるタイミングです
逆に、「まだ5分しか経っていないから」と時間に合わせて我慢する必要はありません。その日の体調や室温で、温まり方は変わります。目安の時間より早く出ても問題ありません。
岩盤浴室から出るときは、急に立ち上がらず、いったん座ってからゆっくり立つと安心です。消費者庁も入浴中の事故防止として「浴槽から急に立ち上がらない」ことを呼びかけています(消費者庁 高齢者の事故の防止(入浴中の事故))。岩盤浴でも同じで、仰向けから横向きになる→上半身を起こして座る→ひと呼吸おいて立つ、の順に動くと落ち着いて移動できます。
なお、そもそも体調がすぐれない日に入っていいか迷う場合は、岩盤浴がダメな人は?入る前に確かめたい体調と注意のポイントも参考にしてみてください。
過ごす時間はどれくらい?1セットの流れ
冷たい部屋や休憩スペースで過ごす時間は、5〜10分ほどがひとつの目安です。ほてりが落ち着いて、呼吸が楽になり、「もう一度温まってもいいかな」と思えたら次のセットへ。もっと休みたければ、10分以上いても構いません。
岩盤健康革命が案内している過ごし方の目安を、表にまとめました。
| 順番 | 場所 | 過ごし方 | 時間の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | 岩盤浴室 | バスタオルを敷いて、うつ伏せで横になる | 約5分 |
| 2 | 岩盤浴室 | 仰向けになって、背中側からじんわり温まる | 5〜10分 |
| 3 | 休憩室 | 水分をとりながら座る・横になる | 5〜10分 |
| 4 | 1〜3をくり返す | セットごとに部屋を変えて、温度の違いを感じるのもおすすめ | 2セットほど |
1セットは、温まる時間と休む時間を合わせて15〜25分くらい。2セットなら30〜50分ほどになります。着替えやシャワーの時間を足しても、100分の基本料金の中でゆとりを持って過ごせる計算です。
時間はあくまで目安です。1セットで満足して上がってもいいですし、休憩を長めにとってのんびりするのも良い過ごし方です。セット数を増やすより、1回ごとの休憩をしっかりとる方が、最後まで気持ちよく過ごしやすいと思います。滞在時間全体の考え方は岩盤浴は何時間みておく?着いてから帰るまでの滞在時間の目安で詳しく書いています。

図:岩盤浴室(うつ伏せ約5分→仰向け5〜10分)→休憩室(水分補給しながら5〜10分)→次の部屋へ、を2セットくり返す流れを示した循環図
休憩中の過ごし方:座り方・横になり方・タオルの使い方
「休憩室に来たけど、何をすればいいの?」という方のために、休憩に入ってからの流れを順番にまとめます。
- まず座る:岩盤浴室から出たら、すぐに横になるより、いったん座って呼吸を落ち着けます
- 顔・首・腕の汗を拭く:フェイスタオルで汗を押さえるように拭きます。汗で濡れたままだと、ひんやりした空気で肌寒く感じやすくなります
- 水分をとる:コップ1杯ほどを、何回かに分けて飲みます
- 楽な姿勢で休む:座ったまま背もたれに寄りかかる、横になれる場所なら仰向けで手足を伸ばすなど、好きな姿勢で大丈夫です
- 体の様子を確かめる:ほてりが落ち着き、呼吸が楽になったら次のセットへ。だるさや寒気があれば、そこで切り上げます
座るか、横になるか
どちらでも構いません。ほてりが強いうちは座って上半身を起こしておく方がラクな方もいますし、背中を伸ばしたくて横になりたい方もいます。横になったあとに立つときは、岩盤浴室を出るときと同じように、いったん座ってからゆっくり立ちましょう。
タオルの使い分け
岩盤健康革命の館内着セットには、大判タオルとフェイスタオルが入っています。休憩中は次のように使い分けると便利です。
- フェイスタオル:汗を拭く、首にかけておく
- 大判タオル:横になるときに下に敷く、汗が引いて肌寒くなったら肩やお腹、足元にかける
大判タオルは岩盤浴室で敷く用途にも使うので、汗で湿っていたら、しばらく広げておくと次のセットでも使いやすくなります。
服装は館内着のままで
岩盤浴は作務衣などの館内着を着たまま休憩します。汗で館内着が濡れて冷たく感じるときは、無理をせず早めに切り上げるか、タオルを羽織って調整してください。
低温室・高温室・休憩のおすすめモデルコース
岩盤健康革命の岩盤浴室は、低温室(38℃)と高温室(40〜42℃)の2種類です。どちらから入るか、どこで休憩を挟むかを、その日の体調や好みに合わせて選べます。代表的な回り方を3つ紹介します。時間はすべて店の案内(うつ伏せ約5分→仰向け5〜10分→休憩5〜10分)をもとにした目安です。
| コース | 1セット目 | 休憩 | 2セット目 | 休憩 | こんな方に |
|---|---|---|---|---|---|
| A:はじめての方向け | 低温室 | 休憩室 5〜10分 | 低温室 | 休憩室 5〜10分 | 初めての方、久しぶりの方 |
| B:温度の違いを楽しむ | 低温室 | 休憩室 5〜10分 | 高温室 | 休憩室 5〜10分 | 少し慣れてきた方 |
| C:熱いのが苦手な方向け | 低温室(短め) | 休憩室 10分以上 | 低温室(短め)または上がる | 休憩室でゆっくり | 暑さに弱い方、疲れている日 |
コースA:はじめての方向け
まずは低温室で、岩盤浴の温まり方に慣れるところから。2セットとも低温室でも十分楽しめます。物足りなく感じたら、次回の来店で高温室を試してみてください。
コースB:温度の違いを楽しむ
1セット目は低温室でゆっくり体を慣らし、休憩をはさんでから高温室へ。いきなり高温室から入るより、温度の差を感じながら段階的に進められます。高温室が熱すぎると感じたら、途中で低温室に移って大丈夫です。
コースC:熱いのが苦手な方向け
低温室でもうつ伏せ・仰向けの時間を短めにして、休憩を長めにとります。1セットだけで上がってもまったく問題ありません。
どのコースでも、最後の休憩のあとはシャワー室で汗を流してから着替えると、さっぱりした気分で帰れます。
休憩中の水分補給:何を、どのくらい、いつ飲むか
岩盤浴では思っている以上に汗をかきます。休憩は、水分をとるための大事な時間でもあります。
いつ飲むか
のどが渇く前に、少しずつ飲むのが基本です。京都府の健康ニュースでも、入浴前後にこまめに水分をとること、のどの渇きは脱水が始まっているサインなので渇く前に飲むことが大切だと紹介されています(京都府 健康ニュース)。岩盤浴に当てはめると、次のタイミングを意識するとよいと思います。
- 岩盤浴室に入る前(受付・着替えのあと)
- 毎回の休憩のとき
- すべて終わって着替えたあと
どのくらい飲むか
休憩のたびにコップ1杯ほどを目安に、何口かに分けて飲みます。一度にたくさん流し込むより、ゆっくり飲む方が落ち着いて休めます。
何を飲むか
基本はお水で大丈夫です。岩盤健康革命では館内に飲み水を用意しています。汗をたくさんかいた日は、水分と一緒に塩分も意識しておくと安心です。厚生労働省は熱中症予防として、のどの渇きを感じていなくても、こまめに水分・塩分、経口補水液などを補給するよう呼びかけています(厚生労働省「熱中症予防のために」リーフレット)。
お酒は水分補給の代わりにはなりません。岩盤浴の前後に飲むのは控えておきましょう(くわしくは後半の「利用を控えたいとき」で触れます)。
冷えすぎ・寒いと感じたときの調整
冷え性の方にとっては、「せっかく温まったのに、冷たい部屋で冷えたらもったいない」という気持ちもあると思います。休憩の目的は体を冷やしきることではなく、ほてりをしずめて落ち着くことです。冷えが気になる方は、次のような工夫を試してみてください。
- ほてりが落ち着いたら早めに切り上げる:冷たい部屋に長くいる必要はありません。「すっと楽になった」と感じたら、そこで十分です
- タオルを肩や足にかける:汗が引いてくると、急に寒く感じることがあります。フェイスタオルや大判タオルを肩・お腹・足元にかけておくと安心です
- 汗を軽く拭いておく:汗で濡れたままだと、ひんやり感じやすくなります。休憩室に入ったら、まず顔や首の汗を拭きましょう
- 冷たすぎる飲み物を一気に飲まない:のどが渇いていても、少しずつ、こまめに飲むのがおすすめです
- 冷たい部屋ではなく、普通の休憩スペースを使う:冷房の効いた部屋が苦手なら、ひんやりしすぎない場所で休んでも大丈夫です
- 低めの温度の部屋から始める:最初から熱い部屋に入らず、低温の部屋でゆっくり温まると、休憩とのギャップが小さくなります
休憩中に寒気が続く、手先がなかなか温まらないというときは、次のセットに入って温め直すより、その日はそこで上がる方が安心な場合もあります。無理に予定のセット数をこなそうとしないでください。
冷えが気になる方ほど、「温まる」「休む」の差をおだやかにする意識がいいかなと思います。強い冷たさでメリハリをつけるより、心地よさを優先した方が続けやすいはずです。
岩盤浴だけでなく、普段の生活で温活を取り入れたい方は、冷え性の温活は自宅のお風呂から|湯船の温度と時間の目安もどうぞ。
冬場は「温度差」に気をつけて
寒い時期は、温かい岩盤浴室と、ひんやりした休憩スペース、そして帰り道の外の空気との差が大きくなります。消費者庁は入浴中の事故防止として、入浴前に脱衣所や浴室を暖め、温度差を小さくしておくことを呼びかけています(消費者庁 高齢者の事故の防止(入浴中の事故))。岩盤浴でも、温度差をなるべくおだやかにする意識を持っておくと安心です。
冬場に意識したいポイントをまとめます。
- 冷たい部屋は短めに:夏よりも汗が引くのが早く、肌寒くなりやすいので、休憩はひんやりしすぎない場所を選ぶのもひとつです
- 最後は低温室で締める:高温室のあとに上がるより、最後のセットを低温室にしておくと、出たあとの差が小さくなります
- 着替える前に汗をよく拭く:シャワーのあと、髪や首まわりの水気をしっかり拭いてから外に出ましょう
- 上着・マフラーを持ってくる:着替えたあと、すぐに暖かい格好ができるようにしておくと安心です
- 車に乗る前にひと休み:着替えたら、すぐ出発せずに少し座って水を飲んでから帰ると落ち着いて運転できます
めまい・立ちくらみ・気分が悪くなったときは
岩盤浴室の中や休憩中に、いつもと違う感じがしたら、我慢せずにすぐ休むことが大切です。厚生労働省は熱中症について、高温多湿な環境に長くいることで体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節がうまく働かなくなる状態で、室内でも起こりうると説明しています(厚生労働省「熱中症予防のために」リーフレット)。
主な症状としては、めまい・立ちくらみ・手足のしびれ・筋肉のこむら返り・気分が悪い・頭痛・吐き気・倦怠感などが挙げられています(厚生労働省 熱中症リーフレット)。こうした様子があれば、次のように行動してください。
- すぐに岩盤浴室を出る:立つのがつらければ、その場で座ったまま近くの人やスタッフに声をかけます
- 涼しい場所で休む:休憩スペースなど涼しい場所へ移ります
- 衣服をゆるめ、体を冷やす:厚生労働省は、涼しい場所へ移し、衣服をゆるめ、首回り・脇の下・足の付け根などを冷やすよう案内しています(厚生労働省「熱中症が疑われる人を見かけたら」)
- 水分をとる:自分で飲めるなら、少しずつ水分をとります
- スタッフに伝える:一人で様子を見ずに、受付やスタッフに知らせてください
自力で水が飲めない、呼びかけへの応答がおかしいといったときは、ためらわずに救急車を呼ぶよう厚生労働省は呼びかけています(厚生労働省「熱中症が疑われる人を見かけたら」)。一緒に来た人やまわりの方の様子がおかしいときも同じです。
落ち着いたあとも、その日は次のセットに入らず、ゆっくり休んでから帰るようにしましょう。
休憩スペースでのマナー
冷たい部屋や休憩スペースは、ほかのお客さまと一緒に使う場所です。お互いに気持ちよく過ごすために、次のことを意識してもらえるとうれしいです。
- 会話は小さめの声で:静かに休みたい方も多いので、おしゃべりはひそひそ声くらいを目安に
- 通話は控える:電話がかかってきたら、休憩スペースの外で話すようにしましょう
- 撮影はほかの方が写らないように:館内での撮影ルールは施設によって違うので、撮りたいときはスタッフに確認を
- 場所は譲り合う:混んでいるときは、横になる場所や椅子を長く占領しないようにします
- 汗を拭いてから座る・横になる:大判タオルを敷くなどして、汗で場所を濡らさないように
- 使ったコップや持ち物は片づける:次の方が気持ちよく使えるようにしておきましょう
スマホを使っていいかどうか、飲み物を持ち込めるかどうかは、施設ごとにルールが違います。岩盤健康革命でのルールが気になる方は、受付で気軽に聞いてください。
こんなときは利用を控えるか、医師に相談を
岩盤浴は温かい部屋で過ごすものなので、体の状態によっては控えたほうがよい場面があります。消費者庁が入浴中の事故防止として注意を呼びかけている内容は、岩盤浴にも当てはめて考えておくと安心です(消費者庁 高齢者の事故の防止(入浴中の事故))。
- お酒を飲んだあと:アルコールが抜けていない状態での入浴は控えるよう案内されています。飲み会の帰りや昼食時に飲んだ日は、岩盤浴は別の日にしましょう
- 食後すぐ:食後すぐの入浴も控えるよう案内されています。食事をしたら少し時間をおいてから来店するのがおすすめです
- 薬を飲んだあと:精神安定剤や睡眠薬などを飲んだ後の入浴は危険なので注意するよう呼びかけられています。普段から薬を飲んでいる方は、岩盤浴を利用していいか主治医に確認しておくと安心です
- 体調がすぐれない日:環境省の熱中症予防情報サイトでも、体調の悪いときは特に注意するよう呼びかけています(環境省 熱中症予防情報サイト)。寝不足の日、熱っぽい日、疲れがたまっている日は無理をしないでください
- 妊娠中の方・持病のある方:利用してよいか、事前にかかりつけの医師に相談してください
迷ったときは「今日はやめておく」を選んで大丈夫です。より詳しくは岩盤浴がダメな人は?入る前に確かめたい体調と注意のポイントにまとめています。
サウナの水風呂・外気浴とはどう違う?
サウナに慣れている方は、「冷たい部屋=水風呂のようなもの」と思うかもしれません。どちらも「温まったあとに体を冷ます・休める」点は同じですが、過ごし方はかなり違います。
| 岩盤浴の冷たい部屋・休憩室 | サウナの水風呂 | サウナの外気浴 | |
|---|---|---|---|
| 冷たさ | 空気がひんやりする程度(施設による) | 冷たい水に体を沈める | 外の空気に当たる |
| 刺激の強さ | おだやか | 強め | 中くらい(季節や天気による) |
| 過ごす時間 | 5〜10分ほど、ゆっくり | 短時間 | 数分〜好きなだけ |
| 服装 | 館内着のまま | 裸(水着の施設もある) | 裸やタオル(施設による) |
| 向いている人 | 強い冷たさが苦手な人、初めての人 | 冷たい刺激が好きな人 | 自然の風を楽しみたい人 |
いちばんの違いは、刺激の強さです。岩盤浴はもともと、サウナほど高温ではない部屋でじんわり温まるものです。休憩もそれに合わせて、冷たさをガマンするのではなく、自然に落ち着くのを待つおだやかな時間になります。
服装も違います。岩盤浴は館内着を着たまま、温かい部屋と休憩スペースを行き来します。いちいち服を脱いだり、体を拭いたりしなくていいので気軽です。
「休憩をはさんで、温まる・休むをくり返す」という考え方自体は、サウナの外気浴と近いところがあります。ただ、サウナの「水風呂→外気浴」のように強い冷たさを入れる必要はなく、涼しい場所で座って水を飲むだけで十分です。「サウナの水風呂が苦手」という方でも、岩盤浴の休憩なら無理なく過ごしやすいと思います。サウナとお風呂、岩盤浴の組み合わせ方はサウナと風呂の順番はどっちが先?基本の流れと岩盤浴を入れる位置にまとめています。
岩盤健康革命での「休む」時間の過ごし方
倉敷市吉岡の岩盤健康革命では、温かい岩盤浴室と、休むための休憩室を行き来しながら過ごしてもらう流れを案内しています。具体的にどんな環境なのかをまとめました。
岩盤浴室は2種類
低温室(38℃)が8床、高温室(40〜42℃)が23床あります。石の温度は室温より10℃ほど高めです。床には、岡山県内の一部でしか採れない「皇輝石(こうきせき)」を敷き詰めています。約1億3千万年前、白亜紀の堆積礫岩です。浴室は薄暗く、男女兼用です。
休憩室で水分補給しながら休む
店の案内では、岩盤浴室で温まったあと、休憩室で5〜10分ほど水分補給しながら休むことをおすすめしています。館内には飲み水を用意しているので、休憩のたびにこまめに水分をとってください。シャワー室もあるので、最後に汗を流してから着替えられます。
部屋を変えて温度の違いを楽しむ
セットごとに低温室と高温室を入れ替えて、温度の違いを感じてみるのもおすすめです。例えば1セット目は低温室でゆっくり温まり、休憩をはさんで2セット目は高温室へ、という流れです。高温室が熱く感じたら、低温室に戻っても大丈夫です。
清潔さも気にならないように
岩盤はお一人の利用ごとに清掃し、夜間は全室をオゾンで殺菌・消臭しています。温まる場所も休む場所も、気持ちよく使ってもらえるようにしています。
休憩のあとにリラクゼーションを組み合わせる
岩盤浴と組み合わせて、オイルマッサージ・もみほぐし・ドライヘッドスパ・フェイシャルなどのリラクゼーションや、光美肌脱毛も利用できます。施術内容や料金の詳細は、店舗にお問い合わせください。

初めてでも自分のペースで過ごすためのポイント
最後に、岩盤健康革命に初めて来る方向けに、事前に知っておくと安心なことをまとめます。
手ぶらで来られます
受付で作務衣・大判タオル・フェイスタオルの館内着セットを貸し出しています。着替えのショーツが必要な方だけ持ってきてください。使い終わった館内着セットは、黒いバッグに入れて受付へ返します。タオルの使い方は岩盤浴のタオルは何枚いる?敷く・拭く・巻くの使い分けで解説しています。
料金と時間
基本料金は100分で2,700円(平日・土日祝とも同じ、館内着セット込み)。初めての方は初回割引で1,300円です。100分を超えると、30分ごとに400円の延長料金がかかります。休憩を長めにとりたい方は、延長も考えておくと気持ちに余裕を持って過ごせます。
受付時間に注意
営業は9:00〜23:00の年中無休ですが、受付時間は会員の方が9:00〜22:00、一般の方は11:00〜20:00です。初めての方は一般の受付時間内にお越しください。臨時休業はお知らせで告知しています。予約優先なので、公式サイトの「ご予約はこちら」から混雑状況を確認しておくとスムーズです。
アクセスと駐車場
所在地は岡山県倉敷市吉岡295です。駐車場があり、入口にフラッグを立てています。倉敷駅前方面からは古城池線を南へ、水島方面からは古城池トンネルを越えた先です。ホンダの建物そばの看板が目印です。
支払い方法
現金のほか、各種クレジットカード、PayPay、楽天Payが使えます。
「休んでいい」を忘れずに
初めての日は、「せっかくだから長く入らなきゃ」と思いがちです。でも、温まったら休む、疲れたらまた休む、でいいんです。1セットで終わっても、休憩室で長めにのんびりしても、それがその日のちょうどいいペースです。
よくある質問
岩盤浴の冷たい部屋には入らないといけませんか?
入らなくても大丈夫です。冷たい部屋は、温まったあとに休むための選択肢のひとつです。強い冷たさが苦手な方は、普通の休憩スペースで休んでも問題ありません。大事なのは、温まり続けずにいったん岩盤浴室を出て、ほてりを落ち着かせながら水分をとることです。施設によっては冷たい部屋がなく、休憩室がクールダウンの場所になっているところもあります。
冷たい部屋には何分くらいいればいいですか?
5〜10分ほどがひとつの目安です。ただ、時間で決めるより、「ほてりが落ち着いた」「呼吸が楽になった」と感じたタイミングで切り上げるのがおすすめです。冷えが気になる方は、もっと短くても構いません。逆に、まだ体がぽかぽかしていて休みたい場合は、10分以上いても大丈夫です。その日の体調に合わせて調整してください。
岩盤浴は何セットくらいがいいですか?
岩盤健康革命の案内では、2セットほどを目安にしています。ただ、セット数にこだわる必要はありません。初めての方や疲れている日は1セットで上がってもいいですし、休憩を長めにとるのもひとつの楽しみ方です。「もう少し入れそう」くらいで終えると、次の来店も気持ちよく迎えられると思います。
冷たい部屋や休憩室で寝てもいいですか?
うとうとするくらいなら問題ありませんが、ひんやりした場所で長く眠り込むと、汗が冷えて体が冷えすぎてしまうことがあります。横になるときは大判タオルをかけておく、眠くなったら起き上がって水を飲むなど、「寝る」より「休む」くらいを意識すると安心です。横になれる場所かどうかは施設によって違うので、館内の案内に従ってください。
休憩中は何を飲めばいいですか?
基本はお水で大丈夫です。のどが渇く前に、休憩のたびにコップ1杯ほどを何口かに分けて飲むのがおすすめです。汗をたくさんかいた日は、塩分も意識しておくと安心です。岩盤健康革命では館内に飲み水を用意しています。お酒は水分補給にはならないので、岩盤浴の前後は控えてください。
冷たい部屋で体が冷えすぎてしまいませんか?
長くいすぎると、汗が引いて肌寒く感じることがあります。冷えが気になる方は、休憩室に入ったらまず汗を拭き、タオルを肩や足元にかけておくと安心です。ほてりが落ち着いたら、早めに次のセットへ移るか、上がる準備をしましょう。冷たい部屋は冷やしきる場所ではなく、ひと息つく場所と考えると、ちょうどいい時間がつかみやすいと思います。
岩盤浴の途中で気分が悪くなったらどうすればいいですか?
我慢せずに岩盤浴室を出て、涼しい場所で座るか横になって休んでください。衣服をゆるめ、飲めるようなら水分をとり、スタッフに知らせます。自力で水が飲めない、呼びかけへの応答がおかしいといったときは、ためらわずに救急車を呼んでください。落ち着いたあとも、その日は次のセットに入らずに休むのが安心です。
お酒を飲んだあとやご飯のあとすぐに入っても大丈夫ですか?
控えてください。消費者庁は入浴中の事故防止として、食後すぐや、アルコールが抜けていない状態での入浴を控えるよう呼びかけています。岩盤浴も温かい部屋で過ごすものなので、同じように考えておくと安心です。食事のあとは少し時間をおいてから、お酒を飲んだ日は別の日に来店するのがおすすめです。
サウナの「ととのう」と同じような体験ができますか?
岩盤浴の休憩は、サウナの水風呂ほど強い刺激がないので、感じ方は人それぞれです。岩盤浴はじんわり温まって、おだやかに休むのが特徴です。休憩中にぼんやりと心地よさを感じたり、すっきりしたと感じたりする方もいますが、サウナと同じ感覚を期待するより、「ゆるむ時間」として楽しむのがいいかなと思います。
休憩中に何をして過ごせばいいですか?
まずは水分補給をして、座ったり横になったりして体を休めましょう。そのあとは、ぼんやりする、目を閉じてゆっくり呼吸する、本を読むなど、好きに過ごして大丈夫です。スマホを使えるかどうかは施設のルールを確認してください。休憩室は共用のスペースなので、大きな声の会話や通話は控えめにすると、みんなが気持ちよく過ごせます。
岩盤健康革命に冷たい部屋はありますか?
岩盤健康革命の案内では、岩盤浴室で温まったあと、休憩室で5〜10分ほど水分補給しながら休む流れをおすすめしています。岩盤浴室は低温室(38℃)と高温室(40〜42℃)の2種類なので、熱さが気になるときは低温室に移ることもできます。館内の設備について詳しく知りたい方は、店舗にお問い合わせください。
休憩を多めにとると100分では足りませんか?
岩盤健康革命の目安(うつ伏せ約5分→仰向け5〜10分→休憩5〜10分)で2セットなら、30〜50分ほどです。着替えやシャワーを入れても、100分の中で収まりやすいと思います。もっとのんびりしたい場合は、30分400円で延長できます。初回は時間を気にせず過ごせるよう、少し余裕を持って来店するのがおすすめです。
まとめ
- 岩盤浴の冷たい部屋(クールダウン室)は、温まった体を休めてひと息つくための場所。冷たさを我慢する場所ではありません
- 休憩に移るタイミングは「汗が出てきた」「ぼーっとしてきた」など体のサインで決め、5〜10分ほどを目安に過ごします
- 休憩に入ったら、座る→汗を拭く→水を飲む→楽な姿勢で休む、の順で。のどが渇く前にこまめに水分をとりましょう
- 初めての方は低温室から。慣れてきたら、休憩をはさんで高温室へ進むと温度の違いを楽しめます
- 冷えが気になる方や冬場は、タオルを使う・休憩を短めにする・最後を低温室で締めるなど、温度差をおだやかに
- めまいや気分の悪さを感じたら、すぐに涼しい場所で休んでスタッフへ。飲酒後・食後すぐ・服薬後は利用を控えてください
「温まったら休む」くらいの気持ちで、岩盤浴を気軽に楽しんでもらえたらうれしいです。岩盤健康革命は岡山県倉敷市吉岡にある岩盤浴専門店で、年中無休・9:00〜23:00で営業しています。低温室と高温室、休憩室を行き来しながら、自分のペースでゆっくり過ごしてください。
館内着セットの貸し出しがあるので、手ぶらで来ていただけます。初めての方向けの初回割引もあります。気になったら、一度のぞいてみてください。混雑状況の確認やご予約、詳しい情報は公式サイト(https://ganban.shop)からどうぞ。心地よい時間を過ごしに来てもらえるのを、スタッフ一同お待ちしています。



