サウナと岩盤浴の違いは?サウナ好きが戸惑う点と入り方

サウナが好きな方ほど「岩盤浴もサウナの仲間でしょ」と思いがちですが、入ってみると温まり方も過ごし方もかなり違います。結論から言うと、サウナは熱い空気の中で過ごす場所、岩盤浴は温めた石の上で横になって過ごす場所です。水風呂や外気浴でメリハリをつける「ととのう」流れとは別の、ゆっくり時間を使う心地よさを求めて岩盤浴を選ぶサウナ好きの方もいます。
この記事では、サウナ習慣のある方が岩盤浴で戸惑いやすい点と、当店(倉敷市吉岡の岩盤浴専門店)での過ごし方の流れを、具体的にまとめます。
サウナと岩盤浴、そもそも温め方が違う
サウナは、ストーブやスチームで室内の空気そのものを熱くし、その熱い空気に包まれて過ごす場所です。座って過ごすのが基本で、数分〜十数分で汗ばんでくるスピード感があります。
一方、岩盤浴は床に敷いた天然石を温め、その石の熱で体を温めていく場所です。当店の石は、岡山県内の一部でしか採れない「皇輝石(こうきせき)」を敷き詰めています。約1億3千万年前・白亜紀の堆積礫岩とされる石です。石の温度は室温プラス10℃ほどで、その石の上にバスタオルを敷いて横になります。
整理すると、次のような違いです。
| サウナ | 岩盤浴(当店) | |
|---|---|---|
| 熱の源 | 熱した空気 | 温めた石 |
| 姿勢 | 座って過ごすのが基本 | 横になって過ごす |
| 室温の目安 | 一般に80〜100℃前後 | 低温室38℃/高温室40〜42℃ |
| 締めの流れ | 水風呂・外気浴を挟むことが多い | 休憩室で水分補給しながら休む |
同じ「汗をかく空間」でも、空気で温めるか石で温めるかで、体の預け方が変わります。仕組みそのものは岩盤浴とは?初めてでもわかる仕組みとじんわり温まる理由でも紹介しています。
温度を並べてみると差は一目瞭然
数字で比べると、違いが分かりやすくなります。
- 一般的なサウナ:80〜100℃前後
- 岩盤健康革命の低温室:38℃(8床)
- 岩盤健康革命の高温室:40〜42℃(23床)
サウナに慣れた方には、岩盤浴の室温はかなり低く感じるかもしれません。ただ、岩盤浴は寝転んで長めに滞在する前提の温度設定です。短時間で一気に汗をかくサウナとは、時間の使い方が違います。この体感の差は岩盤浴の温度は何度?サウナ好きが驚く体感の違いでも触れています。

図:サウナ(80〜100℃・対流熱)と岩盤浴の低温室38℃・高温室40〜42℃(輻射熱)を並べて比較する図解
サウナ好きが岩盤浴で戸惑いやすいポイント
サウナに慣れているからこそ、最初に「あれ?」と感じやすい点があります。
- 水風呂や外気浴がない:サウナの「熱い→冷たい→外気」という振れ幅は、岩盤浴にはありません。当店にも水風呂の設備はなく、休憩室で水分を取りながら休む流れです。汗を流したいときのシャワー室はあります。
- 時間の流れがゆっくり:サウナは「あと3分」と区切って我慢する場面がありますが、岩盤浴は我慢する感覚がほとんどありません。そのぶん、最初は手持ち無沙汰に感じる方もいるかもしれません。
- 汗の出方がゆるやか:最初はなかなか汗が出なくても、横になって呼吸を整えているうちに、じわじわ汗ばんでくるのが一般的です。焦って温度の高い場所に長居する必要はありません。
- 薄暗い部屋で横になる:浴室内は薄暗く、男女兼用です。本を読んだり画面を見たりするより、目を閉じてぼんやり過ごす場所だと思ってください。
サウナのように刺激とメリハリを楽しみたい日はサウナ、ゆっくり体を預けたい日は岩盤浴、というように、気分で使い分けるのが合っているかなと思います。
サウナ習慣がある人ほど気をつけたいこと
「サウナで慣れているから大丈夫」という感覚は、岩盤浴では少し手前に置いておいた方が安心です。
時間配分:サウナの感覚で「長く入れば入るほど良い」と考えず、店の案内する目安に沿うのがおすすめです。当店の目安は、うつ伏せ約5分→仰向け5〜10分→休憩室で5〜10分の水分補給と休憩、これを2セットほどです。1セットが15〜25分ほどなので、2セットで30〜50分ほどになります。時間はあくまで目安で、無理はしないでください。
水分補給:サウナと同じ感覚で「のどが渇いたら飲む」だと遅れがちです。厚生労働省の熱中症予防のサイトでも、室内でも屋外でも、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分を補給することが勧められています。館内には飲み水が用意されていますので、休憩のたびに少しずつ飲むと良いと思います。
ととのい前提で頑張らない:岩盤浴に「ととのう」ためのゴールはありません。気持ちよさより「もう少し頑張れる」が勝ってしまうときは、いったん休憩室に出てください。
温度が低くても油断しない:消費者庁は、サウナ浴での事故について注意を呼びかけています。それによると、受傷者の約74.6%が40歳以上で、受傷内容はやけどが最多です。サウナの話ですが、施設内の掲示を確認して正しい利用方法を守る、自分の健康状態に合わせて無理のない範囲で利用する、出入りの際に急な動作を避ける、という注意は岩盤浴にも通じます。体に異変を感じたら、すぐに周囲の人やスタッフに知らせてください。
万一、熱中症が疑われるときは、厚生労働省の案内では涼しい場所へ移り、衣服をゆるめ、首の周りや脇の下などを冷やし、水分を補給するとされています。自力で水が飲めない、意識がない場合は、すぐに救急車を呼ぶことも示されています。
こんな時は利用を控えてください
次のような場合は、岩盤浴もサウナも無理をしないでください。
- 飲酒後:お酒が残っているときは利用を控えるのが基本です。
- 体調がすぐれないとき:発熱や寝不足、食事を抜いたときなど、いつもと違う日はお休みにして構いません。
- 妊娠中・生理中の方、持病のある方、通院中の方:一律に「大丈夫」「だめ」とは言えません。事前にかかりつけの医師へ相談し、利用の可否を確認してください。当店の利用条件が気になる場合は、来店前に店舗へお問い合わせください。
当店での過ごし方の流れ(低温室・高温室)
低温室(38℃)と高温室(40〜42℃)に分かれているので、サウナ好きの方は「どちらから入るか」で迷うと思います。当店の案内では、セットごとに部屋を変えて温度の違いを感じてみるのもおすすめです。例えば、こんな流れはどうでしょうか。
- 受付で作務衣・大判タオル・フェイスタオルの館内着セットを受け取る
- 着替えて、バスタオルを持って岩盤浴室へ
- 1セット目は低温室(38℃):バスタオルを敷き、うつ伏せ約5分→仰向け5〜10分
- 休憩室で5〜10分、水を飲んで休む
- 2セット目は高温室(40〜42℃):同じくうつ伏せ約5分→仰向け5〜10分
- 休憩室でもう一度水分補給。シャワー室で汗を流して終了
これはあくまで一例です。サウナ好きの方なら、最初から高温室でも問題なさそうに感じるかもしれませんが、最初の1セットは低い温度から始めて、石の温度と汗の出方を確かめるのがおすすめです。物足りなければ2セット目で高温室に移り、逆に暑いと感じたら低温室に戻れば大丈夫です。

1回あたりの時間やセット数の考え方は岩盤浴1回の目安時間はどれくらい?セット数と休憩の感覚にもまとめています。
初めての岩盤浴:服装・持ち物・サウナとの違い
サウナは水着やタオルの持参が必要な施設も多いですが、当店は手ぶらで来店できます。受付で作務衣と大判タオル、フェイスタオルを貸し出しており、使用後は黒いバッグに入れて受付に返します。持ってくるのは、必要な方だけ着替えのショーツくらいです。
- 服装:貸し出しの作務衣に着替えるので、水着は不要です。詳しくは岩盤浴の服装は?水着はいらない理由と当日の持ち物で紹介しています。
- お支払い:現金、各種クレジットカード、PayPay、楽天Payが使えます。
- マナー:細かい暗黙のルールが気になる方は岩盤浴のマナーが不安な方へ|暗黙のルールを先に知るを読んでおくと安心です。
- 衛生面:お一人の利用ごとに岩盤を清掃し、夜間は全室をオゾンで殺菌・消臭しています。
岩盤浴のあとにリラクゼーションで過ごす一日の例
当店は岩盤浴のほかに、光美肌脱毛、オイルマッサージ、もみほぐし、ドライヘッドスパ、フェイシャルを用意しています。岩盤浴と組み合わせて利用できるので、サウナ帰りの延長のような感覚で、ゆっくりした一日にもできます。
例えば、こんな過ごし方です。
- 午前:岩盤浴を2セット楽しんで、休憩室でゆっくり休む
- そのあと:ドライヘッドスパやもみほぐしを受けて、ぼんやりする時間をつくる
- 時間に余裕があれば:フェイシャルなど、気になるメニューを追加する
施術の内容や料金の詳細は、店舗へお問い合わせください。光美肌脱毛は、未成年の方は親権者同意書が必要です。なお、年中無休の9:00〜23:00営業なので、仕事や予定の前後に合わせやすいのも使いやすい点だと思います。
温活の習慣として続けやすい
岩盤浴は、無理のないペースで「自分をいたわる時間」として続けやすい場所です。温活は一度で何かが劇的に変わるものではなく、続けるなかで生活の一部になっていくものだと言われています。三日坊主にならないコツは温活を習慣にするコツ|三日坊主にならない続け方でも紹介しています。
よくある質問
サウナと岩盤浴、どちらを選べばいいですか?
どちらが上という話ではなく、心地よさの種類が違います。刺激とメリハリを楽しみたい日はサウナ、ゆっくり横になって過ごしたい日は岩盤浴が合っているかなと思います。その日の気分や体調で選んで大丈夫です。
サウナと岩盤浴はどっちが先がいいですか?
決まった正解はなく、当店にはサウナの設備もありません。同じ日に両方利用する場合は、その日の体調と水分補給を優先してください。飲み物を挟みながら、どちらも無理のない長さにとどめるのがおすすめです。
サウナ好きだと、岩盤浴は物足りなくないですか?
水風呂や外気浴のような刺激を求める方には、物足りなく感じる場合もあると思います。ただ、刺激の強さではなく、横になってゆっくり過ごす時間そのものを楽しむ場所です。まずは低温室と高温室を1セットずつ試して、自分に合うか確かめてみてください。
岩盤浴には水風呂はありますか?
当店に水風呂の設備はありません。低温室・高温室と休憩室を行き来し、水を飲みながら休む流れです。汗を流したいときは、シャワー室を利用できます。
1回の利用時間と料金は?
岩盤浴の基本料金は2,700円(100分・平日/土日祝とも同額・館内着セット込み)です。初めての方は初回割引で1,300円になります。100分を超えると、延長料金は30分400円です。過ごし方の目安どおりなら、2セットで30〜50分ほどなので、100分あれば着替えやシャワーの時間も含めてゆとりがあります。
予約は必要ですか?
予約優先です。公式サイトの「ご予約はこちら」から、混雑状況の確認と予約ができます。受付時間は会員が9:00〜22:00、一般が11:00〜20:00です。
岩盤浴とお風呂はどう違うのですか?
お湯に浸かるお風呂と、温めた石の上で横になる岩盤浴では、温まり方が異なります。詳しくは岩盤浴とお風呂の違いは?温まり方をやさしく比較で解説しています。
岩盤浴はどれくらいの頻度で行くのがいいですか?
決まった正解はなく、無理のないペースで続けるのが良いと思います。目安は岩盤浴は毎日OK?無理なく続けられる頻度の目安にまとめています。
まとめ
サウナと岩盤浴は、どちらも汗をかく空間ですが、温め方も温度も過ごし方も別物です。サウナは熱い空気の中で短時間、岩盤浴は温めた石の上でゆっくり長めに過ごします。水風呂や外気浴がない分、時間配分と水分補給は自分で意識しておくと安心です。
岩盤健康革命は、〒710-0842 岡山県倉敷市吉岡295にあります。駐車場もあり、倉敷駅前方面からは古城池線を南へ、水島方面からは古城池トンネルを越えた先です。ホンダの建物そばの看板が目印です。営業は年中無休の9:00〜23:00で、予約優先です。サウナとは違う過ごし方が気になった方は、一度のぞきに来てみてください。初めての方も気軽にどうぞ。





