岩盤浴で髪は濡れる?汗の量と身支度の整え方

「岩盤浴ってサウナみたいに汗だくになって、髪までびしょ濡れになるの?」というのは、初めての方が気にしやすいポイントです。結論からお伝えすると、岩盤浴の汗のかき方はサウナとは少し違い、髪がびっしょり濡れる感覚にはなりにくいと言われています。ただ、じんわり汗ばむ場所はあるので、髪や身支度は「入る前」「室内」「出たあと」の3つに分けて考えると整理しやすくなります。
この記事では、髪は濡れるのかという疑問への答えから、髪型やヘアゴムの選び方、メイクの扱い、出たあとの身支度、予定がある日の時間の組み方までを順に紹介します。
岩盤浴で髪は濡れる?汗で湿る程度と、シャワーで濡らす場合の違い
「髪が濡れる」には、じつは2つの意味があります。
- 汗で湿る:室内で汗をかき、生え際・うなじ・耳のまわりが湿った感じになる
- シャワーなどで意図的に濡らす:入る前や出たあとに、自分で髪を濡らす
前者については、岩盤浴は低温室(38℃)や高温室(40〜42℃)と、サウナより低めの温度でじっくり過ごすスタイルなので、髪全体がぐっしょりというより、額・首まわり・背中にじんわり汗をかく方が多いと言われています。もちろん体質や、その日の体調、部屋の温度によって個人差があります。
後者は自分で選べます。髪を濡らさずに過ごすなら、シャワー室では体の汗だけを流し、頭は濡らさないでおく、という使い分けもできます。髪まで洗うかどうかは、後述の「髪を洗う?洗わない?」で判断の目安をまとめます。
岩盤浴とサウナの温度や体感の違いについては、岩盤浴の温度は何度?サウナ好きが驚く体感の違いでも詳しく紹介しています。
なぜ髪までびしょ濡れになりにくいと言われるのか
岩盤浴は、温められた石の上に横になって、下からじんわり温まるスタイルです。急に高温にさらされるわけではないので、汗も少しずつ出てくる方が多いようです。
また、岩盤浴ではうつ伏せや仰向けで横になって過ごす時間が長く、座って蒸されるサウナとは姿勢が違います。頭の位置が低く、熱い空気が溜まりやすい高い位置から離れていることも、髪の汗が控えめに感じられる理由のひとつと言われています。
岩盤浴という仕組みそのものについては、岩盤浴とは?初めてでもわかる仕組みとじんわり温まる理由で基本から解説していますので、あわせて読んでみてください。

図:岩盤浴とサウナでの汗のかき方・髪への影響の違いを比較する図解
低温室と高温室での過ごし方と、髪・身支度の違い
岩盤健康革命の岩盤浴室は、低温室(38℃)が8床、高温室(40〜42℃)が23床あります。石の温度は室温プラス10℃ほどが目安で、薄暗い浴室は男女兼用です。
過ごし方の目安として、店の案内では次の流れがおすすめされています。
- バスタオルを敷いて、うつ伏せで約5分
- 仰向けで5〜10分
- 休憩室で5〜10分、水分補給しながら休憩
- 2セットほど繰り返す
セットごとに部屋を変えて、温度の違いを感じてみるのもおすすめです。時間はあくまで目安なので、無理はしないでください。
髪や身支度の面から見ると、部屋の選び方は次のように考えられます。
- 低温室(38℃):温度が穏やかなので、初めての方や、汗ばみをできるだけ抑えたい日に。生え際の汗も控えめになりやすいと言われています
- 高温室(40〜42℃):しっかり温まりたい日に。うなじや生え際に汗が出やすくなる方もいるので、髪はしっかりまとめておくと安心です
最初の1セットは低温室、次の1セットは高温室、というように部屋を変えると、自分に合う温度と汗の出方を確かめられます。
入る前の髪の準備(ロング・ショート・前髪別のまとめ方)
岩盤浴では、バスタオルを敷いてうつ伏せ・仰向けになります。仰向けになると後頭部がタオルに触れるので、髪型はこの姿勢を基準に選ぶと失敗しにくいです。
ロングヘア
– 低めの位置で、ゆるくひとつ結びにするか、ねじってクリップでまとめる
– 高い位置のお団子は、仰向けになったとき後頭部に当たって落ち着かないことがあるので、低めが無難です
– おろしたままだと、汗ばんだ髪が首や背中に張り付きやすくなります
ミディアム〜ボブ
– 結べる長さなら、低い位置で小さく結ぶ。結べない場合は、サイドの髪だけ耳にかけてピンで留める、または後ろで軽くクリップ留めにする
– 首まわりの毛が張り付くのが気になる人は、うなじ側だけでもまとめておく
ショート
– 結ぶ必要はほとんどありません。前髪と耳まわりの髪がおでこや頬に張り付かないよう、ヘアバンドで軽く留める程度で十分です
前髪
– 前髪は汗ばみやすい生え際に触れるので、ヘアバンドやカチューシャで上げておくと楽です。仰向けの時間が長くなるので、額を出したほうが快適に過ごせます
ヘアゴムとヘアピンの選び方(金属の留め具は外す)
ヘアゴムやクリップは、素材にも気を配りたいところです。
- ヘアゴム:金属の飾りや留め具がないシンプルなものを。石の熱で温まり、肌に触れると気になることがあります
- ヘアピン・クリップ:金属製は、熱を持つと肌に触れたとき熱く感じることがあります。消費者庁のサウナ浴での事故に注意でも、金属製の装飾品やカギが肌に触れたままサウナに入ると、金属部分が高温になりやけどをするおそれがあると注意が呼びかけられています。岩盤浴はサウナより温度は低めですが、同じ考え方で金属のものは外すか、肌に触れない位置にするのが安心です
- 布製のヘアバンドやシュシュ:金属パーツのないものなら扱いやすいです
ヘアゴムやヘアバンドは、余分に1本持っておくと、汗で湿ったときに結び直せます。
メイクは落とす?当日のメイクと持ち物のチェックリスト
メイクを落とさず入ることもできますが、汗で崩れやすくなります。詳しい扱いは岩盤浴はコンタクト・メイクのまま入れる?身支度Q&Aにまとめています。この後に予定がある日は、崩れにくいベースメイクにとどめるか、入る前にクレンジングで落として、出たあとに整え直す方法もあります。
持ち物チェックリスト(髪・身支度まわり)
- [ ] ヘアゴム・ヘアバンド(できれば予備も)
- [ ] クリップ(金属なしのもの)
- [ ] くし、または目の粗いブラシ
- [ ] 汗拭き用のタオル(館内着セットのタオルとは別に、お気に入りのタオルを持ちたい方向け)
- [ ] メイク直し用のポーチ(この後に予定がある日)
- [ ] 着替えのショーツ(必要な方のみ)
- [ ] 帰宅後や外出先で使う飲み物
岩盤健康革命では、作務衣、大判タオル、フェイスタオルのセットを受付で貸し出しているため、手ぶらでも来店できます。髪・メイクまわりの道具だけ、自分のものを用意しておけば十分です。使ったあとの館内着は、黒いバッグに入れて受付に返します。マナー全般は岩盤浴のマナーが不安な方へ|暗黙のルールを先に知るにもまとめています。
出たあとの身支度の流れ(汗をひかせる・水分補給・髪を乾かす)
岩盤浴を出たあとは、次の順番で進めるとバタバタしません。
- 休憩室で汗をひかせる:出てすぐに着替えると、また汗が出てきます。休憩室で5〜10分、水分を取りながら体の熱を落ち着かせます
- タオルで押さえる:生え際、うなじ、耳のうしろを、こすらずタオルで軽く押さえます。髪をこすると絡まりやすいので、押さえて水分を取るイメージです
- シャワー室で汗を流す(必要な方):体の汗を流したい場合はシャワー室を使います
- 髪を整える:結んでいた髪をほどき、くしで軽くとかします。押さえつけた跡が気になるときは、手ぐしで根元を軽く立ち上げます
- 水分を補給する:のどが渇く前にこまめに飲むのが大切です
館内には休憩室、シャワー室、飲み水が用意されています。
髪を洗う?洗わない?の判断のしかた
洗うかどうかは、次のように考えると決めやすいです。
- その日の汗の量:生え際が少し湿った程度なら、タオルで押さえて整えるだけで済ませる方もいます
- この後の予定:人と会う予定があれば、髪を洗うと乾かす時間が必要になります。時間が限られる日は、洗わずに整えるほうが動きやすいです
- 頭皮の感覚:汗でべたつきが気になるなら、帰宅後に自宅で洗うという選び方もあります
- 帰宅するだけの日:自宅でゆっくり洗って乾かせるなら、無理に店で洗う必要はありません
「入る前に洗う」か「出たあとに洗う」かで迷う方は、入る前は基本的にそのままで、汗が気になれば帰宅後に洗う、と決めておくと迷いにくいです。髪を洗うと乾かす時間が必要になるので、洗うかどうかは時間の余裕で決めるのがいちばん現実的です。
なお、髪の傷みが気になる方は、汗が乾いたまま髪が擦れる状態を避けるため、出たあとにタオルで押さえて、髪をこすらないようにするとよいと言われています。
岩盤浴のあとに予定がある日の時間の組み方
岩盤健康革命は年中無休で9:00〜23:00の営業です。受付時間は会員が9:00〜22:00、一般が11:00〜20:00なので、一般の方は来店時間に注意してください。
時間の組み方の例です。
| 場面 | 目安の組み方 |
|---|---|
| 予定なし | 100分の利用時間をゆっくり使い、出たあとの身支度も余裕を持つ |
| このあとに人と会う | 岩盤浴の1〜2セットにとどめ、身支度を含めて予定の時間から逆算して動く |
| 仕事に戻る | 髪は洗わずタオルで押さえて整える。予定の前に余裕をもって出る |
基本料金は2,700円(100分・館内着セット込み)で、100分を超えると延長料金が30分400円かかります。時間は目安ですが、身支度の時間を含めて予定を組んでおくと、慌てず出られます。
1回の滞在時間の目安については、岩盤浴1回の目安時間はどれくらい?セット数と休憩の感覚にまとめています。
土日に友人と立ち寄る楽しみ方は、土日の岩盤浴は女子会にも|倉敷吉岡の楽しみ方で紹介しています。

水分補給と体調不良のサインの見分け方(無理せず退室)
汗をかく場面では、水分補給がとても大切です。厚生労働省の熱中症予防のためにでは、のどの渇きを感じなくても、こまめに水分・塩分を補給することが重要とされています。
次のようなサインが出たら、無理をせず岩盤浴室を出て休憩しましょう。
- めまい、立ちくらみ
- 頭痛、吐き気
- 手足のしびれ、筋肉のこむら返り
- 気分の悪さ、だるさ
同じ資料では、体調が悪いときは涼しい場所へ移り、衣服をゆるめて首まわり・脇の下・足の付け根などを冷やし、水分・塩分を補給することが応急処置として挙げられています。自力で水が飲めない、意識がないといった場合は、すぐに救急車を呼ぶ必要があります。
館内では飲み水が用意されているので、セットの合間に休憩室で少しずつ飲みながら過ごしてください。体調に合わせて無理をしないのが基本です。
よくある質問
岩盤浴でシャワーは浴びられますか?
岩盤健康革命にはシャワー室があります。体の汗を流したい方は、出たあとに利用できます。
髪が長いのですが、まとめないと入れませんか?
まとめなくても入室できますが、汗ばんだ髪が首や背中に張り付くのが気になる方は、低めの位置でゆるくまとめておくと過ごしやすいです。
メイクをしたまま入っても大丈夫ですか?
メイクをしたまま過ごすことはできますが、汗で崩れやすくなります。詳しくは岩盤浴はコンタクト・メイクのまま入れる?身支度Q&Aで紹介しています。
汗をかいた後、そのまま仕事に戻れますか?
髪まで濡れるような汗のかき方ではないと言われているので、休憩室で汗をひかせ、タオルで押さえて髪を整えれば、次の予定に向かう方もいます。時間に余裕を持って組むのがおすすめです。
タオルは持参する必要がありますか?
作務衣、大判タオル、フェイスタオルのセットを受付で貸し出しているので、手ぶらで来店できます。
男性でも髪や汗の心配は同じですか?
基本的な汗のかき方の傾向は男女で大きく変わりません。男性の岩盤浴の疑問については男性でも岩盤浴に行っていい?気になる疑問に回答でも取り上げています。
まとめ
岩盤浴はサウナに比べて穏やかに汗をかくスタイルと言われており、髪までびしょ濡れになる感覚にはなりにくいようです。生え際やうなじの汗が気になる方は、低めの位置でまとめる、金属のない留め具を選ぶ、出たあとにタオルで押さえる、といった準備で対応できます。予定がある日は、身支度の時間まで含めて組むと慌てずに済みます。
岩盤健康革命は、〒710-0842 岡山県倉敷市吉岡295にあり、年中無休9:00〜23:00で営業しています(駐車場あり、予約優先)。初めての方は初回割引1,300円で利用できます。ご予約・混雑状況は公式サイトの「ご予約はこちら」からご確認ください。





